09毎日現代書北陸代表作家展:漆黒と余白の芸術祭、開幕 /北陸
2009/02/19
◇会場に広がる感動の渦--22日まで福井県立美術館
北陸最大規模の総合書展「’09毎日現代書北陸代表作家展」(毎日新聞社、財団法人毎日書道会主催、福井・石川・富山各県、各県教委、福井市・同市教
委、NHK福井放送局、FBC福井放送、福井テレビ後援)が17日、福井市文京3の福井県立美術館で開幕した。北陸3県を拠点とする書家と日本書壇を代表
する重鎮の作品が一挙に鑑賞できる。書により親しみを持ってもらおうと、初の試みとして、小中学生が対象の「こども古代文字教室」も21、22の両日に開
催する。同展は22日まで。入場無料。
1988年に金沢市で第1回展が開催された同展は、漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻(てんこく)、刻字、前衛書の7部門すべてを網羅する書展とし
て知られ07年から福井市で隔年で開催している。今年は賛助作品を含め過去最多の213点が集まった。21、22両日に開かれる「こども古代文字教室」で
は、吉川壽一・同展実行委員長が福井市出身の中国文学者、故白川静氏が打ち立てた「白川文字学」をベースに、小中学生に文字の成り立ちを教える。
17日午前9時45分から同美術館であった開会式には出品者や来賓ら約100人が出席。主催者を代表し、渡会文化・毎日新聞大阪本社副代表が「書の美し
さや文字の力を感じさせてくれる書展は意義深い。ゆっくり鑑賞して書のすばらしさに感動してほしい」とあいさつ。吉川実行委員長が「品格ある作品を見て品
位や和みを感じていただきたい」と述べた。
来賓の伊藤恵造・福井県教育庁企画幹は「北陸の書道文化の発展に貢献し、深い感動を与えるものと確信している」と西川一誠知事の祝辞を代読。福井市教委
の岩堀好男・教育部長も東村新一市長の祝辞を紹介した。西山隆崖・福井県書作家協会会長は「現代の書の流れに直接触れる良い機会。優れた作品を見て心の安
らぎを得てください」と述べた。
その後、菅野清峯・毎日書道会理事▽寺田健一・同会専務理事▽渡会副代表▽伊藤企画幹▽岩堀教育部長▽西山会長▽齊藤和紀・福井県立美術館長▽吉川実行
委員長――の8人が開幕を祝ってテープカット。会場では菅野理事がそれぞれの作品を解説し、「何と書いてあるのかを考えず、まず作品の印象を感じ取ってほ
しい。書の美しさの根源は色と黒の美しさにある。余白の美しさを見てほしい」と魅力を紹介した。
また、同11時半からは同市中央1のユアーズホテルフクイで記念レセプションが開かれ、駆けつけた西川知事が「毎日書道会で活躍する北陸の書家の作品を
鑑賞できるのは非常に喜ばしい。子どもたちが文字や書を理解し、立派な字をかけるようバックアップをお願いしたい」と祝辞を述べた。福井市出身の稲村雲
洞・毎日書道会最高顧問の発声で乾杯し、北陸の書道文化発展の新たな一歩を全員で祝福した。【菅沼舞、酒造唯、松井聡】
引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000219-mailo-l17
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